5回の連続耐震試験を見事クリア!
耐震実験第1回目 阪神淡路大震災 JMA神戸波100%/震度6強最大加速度818ガル
阪神淡路大震災で記録されたJMA神戸波。試験第1回目の終了時、震度6強の揺れに対し、大きな損傷はなく、内装仕上げにヒビが観測された程度でした。
耐震実験第2回目 新潟中越地震 (JMA川口余震波) 震度6強 最大加速度2036ガル
観測史上最大の加速度を記録した新潟中越地震のJMA川口余震波。
ここでも、非構造部材の損傷が一部見受けられる以外は、構造躯体そのものの損傷は小さく、倒壊する危険性が全くないことが確認されました。
耐震実験第3回目 想定関東地震(相模トラフを震源地として想定される大地震) 最大加速度827ガル
首都圏をおそうと懸念されている関東地震を想定した地震波。
耐震実験第4回目 阪神淡路大震災1.5倍 (JMA神戸波150%) 震度7相当 最大加速度1227ガル
JMA神戸波を150%に増幅した震度7相当の地震波。
耐震実験第5回目 新潟中越地震 (K-NET小千谷波) 震度7相当 最大加速度1308ガル
最後の試験は新潟中越地震時、小千谷地区で観測された最も過酷な地震波。
全試験終了時、2階の一部に変形が観測されましたが、1階部分に大きな損傷は無く、4回目、5回目と震度7クラスの地震波が連続して発生しても、倒壊にいたる損傷は起こりませんでした。